企業の「健康経営」を促進し働く世代の健康意識を高める実証【課題提示型プレスリリース】

 Hatch Technology NAGOYA 課題提示型支援事業の実証について、1月29日にプレスリリースを発出しましたので、お知らせします。

 課題提示型支援事業では、先進技術を搭載した健康管理アプリ「カロママプラス」を用いて、企業の健康経営を促進する実証実験を行っております。カロママプラスでは食事画像をAI解析し、質と量からカロリーや栄養素等を推定することで、健康増進に役立てることができます。本実証ではこのアプリを活用した健康増進イベントを行い、成績優秀者を表彰しました。

※健康経営とは社員の健康を重要な経営資源と捉え、積極的に社員の健康づくりに取り組む手法です。

1.プロジェクトの概要

 近年は少子高齢化に伴う労働人口の減少が懸念されており、将来的には企業において人手不足が深刻な問題となると予測されています。このような問題に対応していくためには、企業において「健康経営」に取り組むことが重要であり、従業員の心身の健康を守ることが、生産性や業績の向上につながると期待されています。

 このため本市としても、企業の健康経営促進のために様々な取り組みを行っていますが、人材やノウハウの不足等から、特に中小企業では実際に健康経営に取り組む企業がまだまだ少ないのが現状です。

 今回の社会実証では、中小企業を対象に、健康管理アプリを活用した健康イベントを実施し、健康経営の具体的な取り組みの一歩を踏み出していただくことで、企業・従業員双方の健康意識を変化させることができるかを検証します。

2.実施者

(1)実証事業者 株式会社リンクアンドコミュニケーション
(2)市担当部署 健康福祉局 健康増進課

3.今回の社会実証のポイント

4.使用する技術の概要

企業向け健康管理ソリューション「カロママプラス」(株式会社リンクアンドコミュニケーション)

<技術の特徴>
・AI技術を活用し、スマホで撮影した写真から食事品目や食事量の推定が可能
・健康診断結果を読み込ませることにより、パーソナライズされたアドバイスを実施
・食事、運動、睡眠などから独自の「健康スコア」を算出
・個人データを企業などの集団統計としてフィードバック、健康施策への応用を図る

5.実証事業者について

株式会社リンクアンドコミュニケーション
代表取締役社長  渡辺 敏成
設立 2002年7月25日
本社所在地 東京都千代田区
URL  https://www.linkncom.co.jp/