Hatch Technology NAGOYA

フィールド活用型支援事業とは

行政のフィールドで
自社の先進技術を試したい!をサポート!

行政との連携で、実証の一歩を加速しませんか?

名古屋市では行政施設等を社会実装の場(フィールド)として、先進技術の実証実験を希望する企業等を支援します。

名古屋市内のフィールドにおいて、様々な先進技術の実証実験が行われることで、技術開発や社会実装が促進され、技術の有用性が社会にも広く認知されていくことを目指しています。

フィールド活用型支援事業では、過去5年間で、30件の実証プロジェクトを創出しています。
(過去の実証事例はこちら

フィールド活用型支援事業
こんな企業・担当者の方におすすめです!
  • 開発した新しい技術の実証やユーザヒアリング、新たな用途展開による実証を行うため行政フィールドを探している方。
条件
  • 先進技術の社会実装を目指した実証であること
  • 名古屋市内のフィールドを対象としていること
  • 製品や技術の試用にとどまらず、検証の要素があること

フィールド活用型支援事業への
参加メリット

行政フィールドのマッチング

行政フィールドの
マッチング

企業等からの実証ニーズに基づき、実証プロジェクト創出に向けた計画書作成支援を行い、行政フィールド活用のマッチングをサポートします。

事務局による伴走支援

事務局による伴走支援

行政との連携プロジェクトに精通している事務局メンバーが、実証プロジェクトの課題解決支援や調整サポート等、伴走支援を行います。

先進技術の広報支援

先進技術の広報支援

市が有する施設等での実証実験が開始される際に、名古屋市のプレスリリース等による情報発信を行います。

フィールド活用型支援事業への
参加方法について

先進技術の実証プロジェクトについて構想や大まかな計画があり、個別に相談したい場合は、「実証実験を実施したい」にお進みください。ご応募内容を確認し、事務局よりご連絡をさせていただきます。

フィールド活用型支援事業について詳細を知りたい将来的な実証実験に興味があるという方は「イベントに参加する」にお進みください。

Hatch Meets UPロゴ

行政の施設等で自社技術を試したい
企業等のためのリアルイベント

Hatch Meets UP!イベント

「Hatch Meets UP!」は、名古屋市の「フィールド活用型支援事業」に興味を持つ企業等の皆さまに向けて開催する対面型イベントです。
本事業の概要、過去の実証プロジェクトの紹介、実証プロジェクトの創出プロセスの説明を行うほか、ご参加いただく皆様から実証プロジェクトに対するニーズを教えていただくためのイベントです。

「自社の技術をまちで試したい!」「行政との連携にチャレンジしてみたい!」
そんな思いを持つ皆さまの第一歩を、運営事務局がサポートします。

参加すると得られること
  • 事業概要や参加のメリットを分かりやすく解説
  • 過去の実証プロジェクト事例の紹介で、具体的なイメージを共有
  • 実証プロジェクトが生まれるまでのプロセスを詳しくご案内
  • 運営事務局メンバーとの直接の接点で疑問や不安をその場で解消
  • 先進技術に関心を持つ他の企業・団体との出会いと交流の機会

2025年度の「Hatch Meets UP!」は、4回開催予定となっており、各回それぞれでテーマを設定し開催します。多くのみなさんのご参加をお待ちしております!

Hatch Meets UP!イベント

第1回

2025/06/05(木) 15:00〜17:00

ナゴヤイノベーターズガレージ

2025年度キックオフイベント!

第2回

2025/08/01(金) 15:00〜17:00

ナゴヤイノベーターズガレージ

「2025アジア自転車競技選手権大会(BMXレーシング)および「名古屋城三の丸地区」をフィールドとして先進技術の実証実験を希望する企業等!!

第3回

2025/09/25(木) 15:00〜17:00

ナゴヤイノベーターズガレージ

第4回

(調整中)

11月から12月頃に開催予定

実証プロジェクトの例

名古屋市
フィールド活用のケース
名古屋市フィールド活用のケース

病害虫の発生を予測するAIを保有する企業が、名古屋市農業センターで栽培している農作物に対してAI予測を実施し、実際の発生数の観測と照合する実証実験を実施したケース。

民間
フィールド活用のケース
民間フィールド活用のケース

ウェアラブルデバイスを障がい者就労支援施設の利用者と職員に装着してもらい、バイタルデータから、健康管理、ストレスチェックなどの可視化を行う実証実験を実施したケース。

フィールドの課題を軸に
複数の実証を行ったケース
フィールドの課題を軸に複数の実証を行ったケース

運河・貯水池等の維持管理の効率化のため、複数の事業者と水上ドローンや自律航行ボートに取り付けたセンサーで、水深やヘドロの厚みを計測する実証実験を行ったケース。

プロジェクト一覧

Hatch Technology NAGOYA

振動センサによる橋梁健全度診断の効率化に向けた実証実験

実証事業者
  • 株式会社中電シーティーアイ
フィールド提供者
  • 名古屋市緑政土木局道路部橋梁施設課

手軽に使える振動センサを活用して橋梁の健全度診断の効率化を目指します。従来の目視点検に加えて、交通による振動データを解析することで、橋梁の内部状態や表面の損傷を効率的に把握する手法を開発します。

Hatch Technology NAGOYA

コミュニティでの向社会的行動に関する仮説検証とEBPM支援技術への応用可能性の検討

実証事業者
  • 国立大学法人名古屋工業大学 コミュニティ創成教育研究センター
フィールド提供者
  • 名古屋市スポーツ市民局地域振興部地域振興課

地域コミュニティにおける向社会的行動(他者や社会のためになる行動)を促進する要因を科学的に解明し、効果的な地域政策立案に活かすことを目指します。

Hatch Technology NAGOYA

廃棄物運搬に着目した大型ドローンの活用に関する実証

実証事業者
  • 中部電力パワーグリッド株式会社
  • 中部精機株式会社
フィールド提供者
  • 株式会社アビヅ

送電線工事で実績のある大型ドローンを活用し、廃棄物やスクラップの運搬における新たな可能性を探ります。特に、従来のトラック輸送では非効率となる少量の廃棄物回収や、停電時の建物内垂直運搬などの課題解決を目指します。

Hatch Technology NAGOYA

サーマルカメラを用いた人物追跡による行動状況の把握

実証事業者
  • 株式会社インテージテクノスフィア
フィールド提供者
  • 株式会社アビヅ

サーマルカメラとAI技術を組み合わせることで、夜間や照明の少ない環境でも効果的に機能する新しい監視システムの開発を目指します。特に、工場やソーラー発電所といった広大な施設における金属盗難などの被害防止に焦点を当てています。

Hatch Technology NAGOYA

生成AIと音環境分析を用いたマッチングシステムの検証

実証事業者
  • 国立大学法人名古屋工業大学 白松研究室
  • ハイラブル株式会社
フィールド提供者
  • 名古屋市経済局次世代産業振興課

ワークショップでの会話をAIが分析し、参加者同士の効果的なマッチングを支援するシステムの開発を目指します。